報われる、報われない
毎日明るく振る舞って
ふざけて自分の苦境を語るのは
自分を励ますためにやっているんだと思います。
そんなが人が私に
つらいんだと言う。
なにもしてあげられないし
あの人が積み上げてきたものを簡単に「やめたら？」なんて言えない。
つらい。
何がしてあげられる、なんて傲慢。
頑張って、なんて軽卒。
ひっそり、ひっそり思ってあげるしか出来ないんです。
どうかあの人が報われる日が来ますように。
日々是精進
男と女
まったく別の生きもんがどうしたことか惹かれ合ってくっつこうとして
はたまたぶつかり合って壊れてしまったり
そんな輪廻を延々と繰り返しているわけです
まったく別の生きもんなのにどこか同じ匂いを感じて
もしかしたら、って接触を試みるわけですが
所詮は別の生きもん
育った環境も違えば、血も違う
そう簡単にパスルがはまることもない
ましてやピースの形がてんでばらばらでくっつきそうもない
だから思い切りぶつかって、角を壊して、形を変えて
少しでもぴったりくるように、しようとするんです
もしかしたら力が強すぎて思い切り形を変えてしまって
もう二度とそのパズルははまらなくなることもある
それが別れというもの
あたしたちは毎日必死に、慎重にお互いのピースを削って
いつかいつか一つの絵になるように過ごしているんです
完成したパズルが綺麗な絵なのかおぞましい地獄絵なのか
わからない
完成したとしてもふたりの気持ちが一緒とは限らない
それでも
それでも同じ景色を見ておんなじ気持ちを抱く事が出来ますようにと
祈りながら
今日も、明日も、ひとつになろうとしてぶつかるんです。
おさきまっくら！
にゃー！
噛みたい。噛み付きたい！
でも今は無理なの。我慢なの。
でもしんどいの！
でも、が炸裂する今日この頃。。
真っ暗闇の中、毎日一歩進む分しか照らされない。
どこに向かってるのかもわからないし、そこにはなんにもないかもしれない。
不安だから噛み付きたいんです。
しがみつきたいんです。
でも今はできないの。ぬぁ！
未来がないかもしれない道をまえにして、足がすくんでｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ。
でもすきなんだもん！進むよ！
うそでもいいからつかの間でいいから
許されたいんです。
でもほんとうはうそはいやなの。
解決策がみつからない！
ただ今のぞむのは
少しだけでいいから触りたい
でもほんとうはたくさん！
でも今は会えないから無理！
んがっ
さびしいのはなくならない
この不可思議な大きな心象宙宇のなかで
もしも正しいねがひに燃えて
じぶんとひとと万象といつしょに
至上福祉にいたらうとする
それをある宗教情操とするならば
そのねがひから砕けまたは疲れ
じぶんとそれからたつたもひとつのたましひと
完全そして永久にどこまでもいつしょに行かうとする
この変態を恋愛といふ
そしてどこまでもその方向では
決して求め得られないその恋愛の本質的な部分を
むりにもごまかし求め得やうとする
この傾向を性慾といふ
すべてこれら漸移のなかのさまざまな過程に従つて
さまざまな眼に見えまた見えない生物の種類がある
この命題は可逆的にもまた正しく
わたくしにはあんまり恐ろしいことだ
けれどもいくら恐ろしいといつても
それがほんたうならしかたない
さあはつきり眼をあいてたれにも見え
明確に物理学の法則にしたがふ
これら實在の現象のなかから
あたらしくまつすぐに起て
明るい雨がこんなにたのしくそそぐのに
馬車が行く 馬はぬれて黒い
ひとはくるまに立つて行く
もうけつしてさびしくはない
なんべんさびしくないと云つたとこで
またさびしくなるのはきまつてゐる
けれどもここはこれでいいのだ
すべてさびしさと悲傷とを焚いて
ひとは透明な軋道をすすむ
あしもとおぼつかなし
今はたのしい。
でも今後のことを考えると頭を抱えてしまふ。
今だけ良ければいいってのが、若者の発想だということを思い知るわけです。
悩みが尽きません。
永遠なんてもんはないしそんなものに縋るのは怠惰だ。
おとなになって幸せのはかなさを知った今、日々の一瞬一瞬が物凄く切ない。
永遠が手に入らないのはわかっているんだけど。欲しくなっちゃうのだ。
最近何かと切なくて死にそう。
そして貪欲になってきたわ。
すきです！
